DP-848 Wool Serge Two Tack Trousers
Wool 100%
1950年代にアメリカで大流行し続けた、2タックトラウザーズを再現。
本来の名前は、ハリウッドベルト2タックトラウザーズ。
ハリウッドベルトとは、1950年代当時カリフォルニア中心部で流行したトラウザーズの形状。
トラウザーズとは本来、身頃とベルト部分は切り離されており、地の目を変えて縫製する事で生地の伸縮を抑える役目を果たしています。
が、この当時のハリウッドベルトは身頃がそのままベルト部分まで持ち上がってきており、更に2本のタックが入って実に綺麗なドレープ感を出しています。
脇線は必ず割りで縫製し、多くの場合はスラッシュポケットが付きます。
また、1940年代後期から1950年代前期にかけてはタックと脇線のちょうど中間に両玉縁のポケットをつけることが流行しました。これは縫製上、非常に手間が掛かるポケットの作り方ですが…これもしっかりと再現しました。
また、脇線にはハンドステッチが入ります。正確にはハンドステッチ調に見える飾りステッチですが、ドライボーンズではこのステッチを再現する為刺繍ミシンを使用しています。
素材はウール100%のサージ織、デッドストック生地の為、あまり本数が作れませんでした。
色は定番のネイビーのみ。
ベルトの裏には、ラッセルというゴム素材の滑り止めが付いた贅沢な付属を採用。
サスペンダーボタンも装備されており、ベルトとサスペンダーの両方を楽しむことが出来ます。
1950年代当時は、上にジャケットはもちろんセーターやシャツ、カットソーなどあらゆるアイテムと合わせて着られていました。
ドライボーンズの隠れた名品です。